どもキャリアグリーンの杉山です。
いよいよコロナウイルスの猛威が、私たちの生活に直撃しつつあると実感しています。
- 電通 5,000人が在宅勤務
- 資生堂 8,000人が在宅勤務
- 旅行客激減で旅館が経営破綻
- 大手就活サイトが合同説明会を中止
- 北海道内の小中学校に1週間の休校要請など
これから仕事をしていく上で、コロナの影響は大きくなっていくと感じています。
なにせ人と人が出会うことを良しとしない状況ですからね。気軽にアポイントを取るのも失礼にあたるかもしれない。これは大変なことです。
多くの企業が在宅勤務や時間差出勤を検討しているようですが、それによってまた新たな歪みが出てきています。
上の記事では「職場でマスクをつけさせてもらえない」「自宅待機を無給で命じられた」といった労働問題が既に起きていると書かれていました。
こういった非常時では労働者というのは、本当に立場が弱いですよね。労働者が不利益にさらされないよう、きちんと相談できる窓口があるのは大切なことだと思いました。
相談できる窓口という意味では、キャリコンにもできることはないのでしょうか?今回はそんなことを考えたいと思います。
コロナ問題は労働者に大きな影響を与える
これからコロナの影響で仕事に困る労働者が、たくさん出てくると考えられます。
「そもそもコロナによって仕事が無くなりそう…」とか「在宅勤務が続くと大変なことになる…」という人は確実に増えていきます。
在宅勤務が広がり、それが長く続けばオフィスパーソンをターゲットにしたビジネスは厳しくなります。(飲食店や小売店、清掃業など影響はさまざま)
さらに外出自体が自粛ムードになれば、商業施設も厳しくなっていくでしょう。こうなると経済自体が回らなくなっていきます。
派遣労働者の方は契約を終了される怖さや、業務委託の方は仕事自体がなくなる怖さを抱えていらっしゃるかもしれません。
キャリコンにできることは?
キャリコンの大きな使命は「労働者が自ら職業生活設計を立てられるよう支援すること」のはず。
これからそれが上手くできない労働者が増えていくので、私は今こそキャリコンの大きな出番だと考えています。
それぞれ得意とする支援領域は違えど、クライエントの未来に対する不安に一緒に対応していくのがキャリコンの使命ではありませんか?
実務経験がない人だって、何もできないわけではありません。養成講座で習った理論があります。
シュロスバーグさんは転機の際は、何を点検すべきだと言っていたでしょうか?
世の中が不安に包まれている時にこそ、キャリアコンサルタントが立ち上がりましょう!
そして少しずつでも労働者に安心を与えていけたらいいなと思っています。今日はそんなことを感じた1日でした!ではまた!
P.S.
キャリアグリーンでもコロナの影響を鑑みて、資格者向けの勉強会やイベントをいくつか中止することにしました。
キャリコン受験生の支援は試験が中止にならない限り、変わらずに行います。
P.P.S
キャリコン受験生はこれから対面でのロープレ練習の機会確保が難しくなるかもしれません。キャリアグリーンではオンラインでの個別指導も行っておりますので、そちらもご検討してみてください!