キャリアカウンセリングをめぐる冒険その14

GWも終わってしまい、今年前半の楽しみが終了したことに悲しみを感じる朝です。

私はストレスを溜めない生活を熟知しているので、月曜日の朝、特に大型連休後の朝はその日のハードルをとにかく低く設定します。

なので今日の私のゴールはブログを書くこと、定時に出社すること、そして会社PCのパスワードを思い出すことです。これができれば、後はなにができなくても全部OK。完璧な私として認めます。

そんなわけで今、こうしてペチペチとキーボードを叩いている時点で私は今日の目標の3分の1をクリアしています。目標って書いて思ったんですけど、目標って人を幸せにするのか、ちょっと微妙ですね。

今日は何を書こうかなと思うと、前回なにを書いたかを見るようにしています。見てみるとなにやら人間観や問題について書かれていました。彼はきっとカウンセラーがクライエントの問題を探していくスタイルが嫌だったのでしょう。こういうメタ視点を持てるのも、ブログを書く良い点の1つですね。

読んでみるとたしかに人間観というのは、大事だなぁと思います。これはキャリアカウンセリングの場面では、肝になる部分と言っても過言ではありません。

特に人間観についてカウンセラー側がオープンでいられればいられるほど、クライエントのキャリアの可能性というのは広がりを見せていきます。例えば「就活生」「定年が近い中高年」「ブランクが長い専業主婦」というような形で、いわゆるキャリアステージにはめ込んでしまうと、お互いが行き詰まってしまうんですね。

「私はそんな風に当てはめないわ」と思う方も、パーソナリティ面ではどうでしょう。頑固な人、優柔不断な人、自意識過剰な人、承認不足の人など、やっぱり当てはめたくなってしまうことがあると思います。

でもそれも、その人のある1つの面でしかないかもしれません。それぞれは共存することだってあるのです。頑固な人が優柔不断になることだってあるかもしれません。

私はいつもレッテルを貼りたくなる自分がいたら、そのことに気づきながら、その人の全体性に目を向けられるように心がけています。部分は全体ではありません。「優しい人」には優しくない面だってあるのです。

とりとめない文章になりましたが、週明けなので自分を許します。時間なので今日はここまで。