仕事と精神性について #23

最近は「この命を何に使うか」ということをよく考えます。朝からブリトーをかじりながらプロテインを飲み、キーボードをペチペチしながら、中年男は考えるのです。

命に関わるニュースが続いたり、職場でも急に人が辞めてしまったり、そういうことがあったからだと思います。霜降り明星のYouTubeを見ていても「あぁ、この人たちは素晴らしい命の使い方をしているなぁ」と感心したりしています。(誕生日に相方を褒める動画を見て号泣しました)

自分の話を書くと、今のところキャリアコンサルタントで誰かの役に立つのはとても難しいなと思っています。キャリアカウンセリングで役に立つことはできるかもしれませんが、キャリアコンサルタントで役に立つのは難しい。例えば、電車で座席を譲ることは役に立ちますが、電車で座席を譲る仕事は存在しないということなのです。何を言ってるか分からないかもしれませんが。

なので私はキャリアコンサルタントとして命を使えない状況にあります。ではそういう時、私は何を頼りにすれば良いのか、そのヒントが精神性にあると思っています。

これは決して宗教や神様がなにかを導いてくれるということではなくて、理屈やロジックを超えた、自分という枠組みを超えた、何か大きなものとの繋がりを確認するということです。

この「大きなものとの繋がり」を私は精神性、いわゆるスピリチュアルだと考えています。こうした精神性の存在によって、自分がどういう存在で、何を与えられ、何に導かれつつあるのかを確認できるのです。

それは特定の神様を崇拝したり、あやしげな儀式をするわけではありません。生活のすみずみにまで、精神性は存在しています。食べ物をいただく時に感謝をしたり、神棚を掃除したり、近所の土地神様を参拝したり。

大きな存在を認め、繋がることは、自分が自分勝手に存在しないように、また孤独のなかで消えてしまわないように助けてくれます。

統合的ライフプランニングで有名なサニー・ハンセンも重要課題の1つに精神性を挙げています。これを人生に織り込んでいくことは、今の私にとって重要な局面なのかもしれません。時間なので今日はここまで。