キャリコン２級技能士 個別指導

私は国家資格をJCDAで受験して合格したのですが、いわゆるJCDAの傾聴を重んじるスタイルだけでは太刀打ちできないのが２級受験でした。熟練レベルですから、当然といえば当然です。傾聴の先を学ぶ必要があるのが２級受験なのだと思います。

具体的に言うと、ラポール形成ができた後の問いかけ力だったり、クライエントが自らの力で進もうとした時に背中を押してあげれることが必要です。

対人支援を行っている方は優しい方が多いです。それゆえ、どうしてもクライエントの苦悩に共感・同感してしまう人が多いように思います。でも、共感や同感だけでは２級に合格できません。

苦悩に共感をした上で、クライエントと問題点を共有し、そこから前に進むための支援策を効果・効能も含めて自信を持って伝えられる必要があります。

私は自分が２級の受験生だった頃、無料・有料とわずいろいろな勉強会に参加してきました。そこでは褒めたり、励ましたりしてくれる優しい方は多くいましたが、どうやって問題点の共有や目標設定していくのかを見せてくれる存在はとても少なかったです。

そのことで私自身、自分の課題や問題点、現在の立ち位置が分かりづらく、もやもやする時期を過ごしていたことを覚えています。

だからこそ、私の指導では、現状ではどのあたりまでできているのか、できていること・できていないことを評価区分にそって、適切と思われる言葉を使ってフィードバックします。

20分のロープレを評価区分ごとに区切って、精度を上げる「気づき」を促す質問など、意味あることばを伝えます。口頭試問も試験管に分かりやすく「伝わる、受け手が聞きやすい」ことを念頭にしています。
女性ならではの優しさと、合格して欲しいゆえの「厳しいアドバイス」も備えています。

褒めたり、励ましたりするだけではなく、きちんと合格するための時間になることに努めます。

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