MacBook Airのニューモデルが発売になったということで、本日さっそく注文してしまいました。キャリアグリーンの杉山です。
今使っているMacBook Airを買ったのがちょうど5年前。もうバッテリーがダメになっていて不安を感じていたので、ピッタリのタイミングで新型が出てくれました。
注文を完了をしたところでちょうど5年前のことを思い出したので、このMacBook Airと過ごした5年間を振り返りたいと思います。
ただの私の昔話ですが、なにかしら教訓のようなものがあるかもしれません。よければ最後まで付き合ってください。
私が今のMacを買ったのは、ちょうど会社を辞めたタイミングでした。
新卒で入社して5年ちょっと勤めた会社を私は辞めました。第1志望で入社した東証1部の大企業。
私はそこで完全に行き詰まっていました。自己実現からはほど遠く、自分の歩むべき人生と決定的にズレていました。
「なにかが間違っている」そう思う毎日でした。
幸いなことに私は少しの勇気と行動力があったので、自分自身で現状を打破する=退職という選択をできました。
しかし、もし当時キャリアコンサルタントの存在を知っていればどんなに心強かったかと思います。
退職には少しの不安がありましたが、それ以上に清々しく、ワクワクしていたことを覚えています。
そんな私の心を象徴するものがMacBook Airでした。シンプルで無駄のない美しいデザイン。想像力のすべてをサポートしてくれるシステム。
届いた箱を開けた瞬間から「この1台さえあれば、私はどこでもなんでもできる。」そんな勇気と自信をもらいました。
会社を辞めたとはいえ、私は次の会社を決めていませんでした。それどころかどんな仕事をするかさえ、プランを持っていません。
あったのは「自分を取り戻す」というテーマだけ。私はかつて自分が何者であったかを考えました。
そこで気づいたのは、自分は本を読んで文章を書くのが好きだったということ。そして大学でも仕事でもマーケティングを専攻してきたということでした。
私はMacBook Airでまずブログを始めました。そしてTwitterも。
ブログでは自分が好きな本の書評や自分の人生観について書きました。アクセス数も収入も散々たる結果でしたが、ごくごく一部に熱心な読者の方や、熱烈なコメントを頂くことがありました。
そこでブログ運営のノウハウやSEO、Webマーケ、Webライティングの基本を独学で学んでいきました。
しばらくして、Twitterで書評ライターの募集を見かけたので思い切って応募してみました。
書評はブログでずっと書いていたので、少し自信を持っていたのです。こうした少しの自信が人生ではとても大切なのかもしれません。
ライター経験は全くない私でしたが、面談してくれた社長は快く採用してくださいました。
書評ライターの仕事は、思っていた以上に過酷でした。書いても書いても差し戻される原稿。でも伝わる文章をどうやったら書けるのか、とても勉強させていただきました。
実はこの頃、同時並行で大手ポータルサイトのコピーライティング・編集の仕事も開始していました。これもネットで見かけた募集に飛び込んで得た仕事です。
本当にネットには自分が求めていけば、無数の仕事が存在しています。大切なのは「待たないこと」だと思います。とにかく行動を起こしていくこと。これが私の人生を前進させてくれました。
Mac1台で私はいくつもの仕事を得て、貴重な経験を積むことができました。10万円ちょっとで買ったパソコン1台が、私に無限の可能性を与えてくれたのです。
そんな感じで会社を辞めて2年くらいは書評ライターとWebコピーライティング・編集の仕事を中心にしつつ、自分のブログサイトを運営するような生活をしていました。
プライベートでは長男も誕生し、家庭はてんやわんや。泣き叫ぶ息子をおんぶであやしながら、Macを手で持って仕事をしていました。(赤ちゃんって座ると泣くんですよね笑)
そんな具合に息子を育てながら3つの仕事をして、二宮金次郎みたいなことをしていたら、いろいろと壊れました。主に私の身体とか家庭とか。私は二宮金次郎ではなかったようです。
そんなわけで、いったん仕事を集約することになりました。書評やコピーライティングで学びたいことは身についたので、思い切って辞めることにしました。
そしてあらためてブログ運営に集中することにしたのです。Mac1台でできる事由な仕事。でも当時のブログ収益って数万円だったと思うので、今思うとかなり無謀な決断でした笑
ということで、本当は5年間を簡単に振り返ろうと思っていたのですが、気づいたら長くなってしまったので、今回はこのへんで終わろうと思います。結果として2年くらいしか振り返れませんでした…すみません。
ここから私がなぜキャリアコンサルタントになったのか、気になった方がいらっしゃれば続きを楽しみにしてください。要望があればたぶん書きます。要望がなければ、これで最終回かも!笑。ではまた!